約 84,675 件
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/1036.html
宇宙艦隊総参謀長とは自由惑星同盟における諸機関の一つ。 概略 歴代参謀長一覧 氏名 階級 派閥 任期(宇宙歴) 理由 ユースフ・トパロウル 中将 不明 宇宙歴640年代 宇宙歴640年 ダゴン星域会戦後退役。 アルフレッド・ローザス 中将 七三〇年マフィア 宇宙歴745年6月 宇宙歴745年12月 第二次ティアマト会戦後退役。 ファン・チューリン 大将 七三〇年マフィア 宇宙歴750年 宇宙歴755年 統合作戦本部長に昇進。 ドワイト・グリーンヒル 中将 不明 宇宙歴792年末 宇宙歴796年10月末 帝国領侵攻作戦「諸惑星の自由」の失敗後、左遷され国防委員会査閲部長となる。 ハリッサ・オスマン 中将 不明 宇宙歴796年10月末 宇宙歴799年1月 「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」の対応中、脳出血で入院。 チュン・ウー・チェン 少将 不明 宇宙歴799年1月 宇宙歴800年1月 マル・アデッタ星域会戦で戦死。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/10693.html
704 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 21 27 32.18 ID H5ncfJTs0 時効だろうから書き込み ある日、知り合いと一緒にセッションしていた最中に、面子の一人が急にいびきかいて寝だした それまで普通に話してたのにあっという間に深く寝てるわいびきかいてるわで うろおぼえ知識で脳出血とかを疑って救急車を呼ぶか、となってセッション一時中断してどうするかと言う時 面子の一人が「良いじゃん寝てるんだからそいつ置いといて続けよーぜ」と言い出して ちょっと普通の居眠りとも違うんだし、脳出血の可能性もあるからと言ったら 「良いよセッション中寝てるような奴は、病気だったらそのまま死なせとけ」って冷たく言い放った それで人の良かったGMも切れて「病人の可能性ある人間をほっといてそのままゲームしようってのはあんまりじゃないか」と言ったけど 「病気ならなった奴が悪いし俺だって昨日遅くて眠いの我慢してるんだからな」と言って続けさせようとして来るので そこで「お前とはやってられない」と追い出した 色々やってるうちに寝こけたPLは覚醒して脳出血じゃない事が分かって一安心 大きい病院で診てもらうように言ってその日は解散 後日、急に寝こけたPLから検査結果が皆にメールされた ナルコレプシー(眠り病)という診断だった 一方追い出されたヤツは全体に送られたメールに返信して来ていて 「命に関わるような病気じゃなくて良かったな!良かった事だし次回の予定どうする?」なんて自分の発言を全く棚に上げて送って来たので いやお前あの発言しといて何戻って来れると思ってるんだよと言う言葉をオブラートに包んで送ったところ 「あれ?もしかして勘違いしちゃった?死なせとけって言うのはPCを、だよ。さすがにPLに対してそんな酷い言葉言わないよw」(絵文字付き) あきれて言葉が出なかった 705 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 21 30 28.58 ID 4cHaIe1Q0 困ったちゃんっていうよりコントだなそれはw 706 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 21 35 33.13 ID H5ncfJTs0 一度で書ききれなかったので分割 総突っ込みが全体で回って来るのであっと言う間にメールBOXが溜まったが それに対する返信がいちいち斜め上で 急に寝たんだから自分はただの居眠りと判断した訳で、そう思わせた方が悪いとか ナルコレプシーだったら眠くて動けない訳で急に寝るのはナルコレプシーじゃないとか 兆候があったはずなのにそれを見落としていた自己管理のせいとか 勘違いした自分は悪くない的なメールをガシガシ寄越してきていた まぁ結局は「勘違いさせた方が悪いと言うけど、だったら君の本心がPCじゃなくてPLを死なせておけという所にあったって言う所を勘違いしちゃったのは仕方ないよね」という話になって それに対しては「人の生き死にとは違う!」と来たけど何が違うのか全く分からない有様だった 何だかんだあって(「悪くないけど一応俺も謝るからそもそも寝たPLが謝ってよ」メールが来たりとか) 結局そのまま縁切りした訳だが 707 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 21 41 59.53 ID 2KxTWPw60 704 乙 もう人間として駄目だな 708 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 21 47 54.88 ID SdFf875p0 そいつサイコパスかなんかじゃないか? 710 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 23 12 32.99 ID c3WLgz0D0 意識失った面子が風邪その他症状はっきりあるもので参加したり、既往症でナルコレプシー持ちであること 周知された状態で参加したならともかく、初めて子のシチュに遭遇したなら言い訳含めて論外だわ 711 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 23 18 25.16 ID eq/TiWmS0 むしろそいつを医者に診せに行くべきじゃなかったのではないか? 712 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/20(木) 23 19 34.68 ID IMiHjD2v0 704 乙 セッション中に寝始めた奴にムカついたってのは分からんでもないが、周りの空気を無視してゲーム続けられると思うのはおかしいな その後も厚かまし過ぎて草生えそうだ あとナルコレプシーの人は大変だと思うが分かったのが危なくないタイミングだったのは不幸中の幸いだったな 運転中とかだったらこないだの池袋の事故みたいになってただろうから 713 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/21(金) 00 27 20.49 ID oV5eYy/j0 まぁ、クズと縁が切れてなにより 715 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/21(金) 06 53 39.04 ID Xf1oAHu60 たとえ放置して側で人死にが出たとてもゲームしたいってのはどういう神経だろうな それこそリアル栗手軽かよ 716 :ゲーム好き名無しさん:2015/08/21(金) 07 37 00.94 ID /+iVc0H50 頭の出来がクリティカル(致命的)でしたか スレ421
https://w.atwiki.jp/orirowavrc/pages/60.html
麻痺 地獄変、言う絵がある。正しくは「地獄変相図」という言葉の略であるが。 その絵を描いていた良秀という画家が、「車の中で女が焼け死ぬ光景を見たい」と大殿に訴えたという。 大殿はその訴えを受け入れ、良秀の娘を牛車に乗せて火をかけるという鬼畜の所業を行った。 その光景を見た良秀は驚きも悲しみも怒りも超越した、厳かな表情で見届け、地獄変の絵を完成させた。 後に良秀は自殺をしたが、その時に彼の脳に焼き付いた光景に、彼が何を思ったか、何を感じたか。 ――そして、このVRCという楽園より地獄へと天墜したこの世界にて。 まさに地獄変と形容するべき光景が広がっていた。 燃えている。森が燃えている。 鉄火場の如く黒煙を上空へと舞い上がらせて、赤熱した溶岩の如く真っ赤に染め上げて。 地獄の釜を開けたような、黙示録の光景がそこにあった。 木々を焼き、虫を焚べて、土を焦がし。 煉獄の淵が、焦熱の領域がこの世界に顕現していた。 「―――ッ!」 そんな地獄の釜の如き燃焼回廊を、今にも焦げそうな純白の翼をはためかせながら舞い飛ぶ少女がいる。 いいや、飛ぶと言うよりも、逃げていると言うべきか。 少女の身体には、既に見るに耐えない火傷の痕が目立っている。その顔も痛みに歪んでおり、逃げることに必死という形相だ。 なぜ彼女が燃え盛る森の中にいるのか。そもそも、この森の大炎上はある一人の参加者によって引き起こされたものだ。 簡単に説明をするなら彼女は、グループ名『ぼっちの誓い』のメンバーの一人である真白は狙われたのだ。 その相手は、リアルにおいて『ぼっちの誓い』リーダー・シエルと面識のある女。 出会い、そして真白がそのグループのメンバーであると"彼女"が理解した瞬間、殺意を以て戦端は開かれた。――文字通り、周囲一体の森を焼くという行為を以て。 真白はすべてを察した。"彼女"には勝てない、と。一度攻撃を交えただけで、一度攻撃を受けただけで、今のボロボロの有様にまで陥られた。 勝ち目のない戦いをまともにするつもりなんてない。早急に離脱し、いのりや他のメンバーと合流することを優先する。 (はやく、はやくみんなに知らせないと――!) 焦燥があった、余裕なんてなかった。 相手は一瞬にして森を焼き尽くせる火力を持った悪魔(デモン)。 今の自分では出力も何もかも足りない。勝つビジョンが全く見えない。 かれこれ様々なゲームで、様々なプレイヤーと戦って大体は勝ってきた。 だが、あれは違う。"彼女"は根本的に違う。 災害だ。災害が人の形を為して襲いかかってきた存在だ。 伝えなければならない、みんなに。リーダーに、仔猫に、そして大切な妹(いのり)に。 だが―――。 「――み~つけた。」 「……ッッッ!?」 地獄からは、逃げられない。 燃え滾る天空に映る朧気な影。 赤い炎を纏い、ミイラのような顔を携えた『ヒト』。 脚を蹴り上げ、宙に浮いた"それ"が、流星のごとく脚を振り下ろす。 刹那、瞬間。地面が爆ぜて、白翼の少女は炎獄と黒煙の合流に巻き込まれた。 一撃、たった一撃だった。 見たものからすればライダーキック、なのだが。 その威力と規模は根本的に違っている。 さっきまで燃え盛っていた一体の森が焦げた木々のみを残し更地と化した。 中心地らしき場所は巨大なクレーターだけが残っていた。 「……あ、が、ガハッ!!」 真白は生きていた。 創造武具『純白の剣』は、真白の妹への思いを出力として進化する。 この時、真白は我武者羅にみんなと、妹と合流することだけを思っていた。 結果それに救われた。救われて、このザマだった。 純白の翼は萎れて枯れた百合のような有様、身体中の火傷も増えている。 その状態で地面に伏していた状態だ。 「……はや、く。逃げ、ないと……みんなに、伝え、ないと………っ!?」 「何逃げようとしてんだ、テメェ?」 現実は非常。"彼女"の足が、真白の背中を踏み抜いた。 赤熱するその脚は、まさに生きた焼き鏝だ。 そんなもので踏まれては、無事ではすまない。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛―――――!!!!!」 絶叫、天を劈き、血反吐を伴った悲鳴が世界へと反響する。 ただの焼ける痛みではない、その心すら犯す外法の炎熱。 勿論、それは絶体絶命に追い込まれたが為のプラシーボ効果なのだが。 「あ゛あ゛あ、、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛ッ゛ッ゛!」 「……そんなモンかよ。」 女が、見下ろしている。 つまらないものを見るかのように。 壊れかけの玩具を眺めるように。 それでも尚、瞳に灯る輝きを、興味深そうに。 「……逃げてみろよ。それが無理なら殺してみろよ。」 女が言葉を紡ぐ、口角を上げて、嘲笑するように。 「まじでこれで終わりじゃねぇよな。死にたくねぇんだよな、生きて仲間に伝えるんだよな。だったら死物狂いで足掻いてみせろよ、こんなところで終わりじゃねぇって足掻いてみろよ! そうだろ? でなきゃ今ここで殺すぞお前。」 愉しむように、試すように、諭すように。 女は、ただ楽しんでいる。楽しみながら、言葉を紡いでいる。 「……れ、なく、ても。」 「……あん?」 「言われなくても、そのつもりっ!!!!」 だが、真白もまだ諦めていない。純真無垢の白き思いは、誰にも汚させない。 妹を思う気持ちが、死に体の真白の身体にさらなる力を与える。 焦げて、焼き尽くされた白翼が再構築され、その風圧が"女"を吹き飛ばす。 「やんじゃねぇか! その剣は飾りか! 生き残るためにアタシの首を掻っ切ってみろよ! それが無理なあ逃げ切ってみせろ! 早く、早くしろよオラァ!!」 そして女は、この状態においても愉快そうに笑っている。 傷だらけの身体でも、未だ穢れなき純白の魂を掲げた少女を見定めている。 「はあああああああああっ!!!!」 大剣に純白の輝きを収束させ、空を切る。 だが、その斬撃は白き清浄の斬光と為して、"女"に巨大な真空波として飛んでゆく。 最初から真っ向に挑んで勝てるとは真白は思っていない。だからこの現状最大火力で放てる一撃を目眩ましに、その隙を突いて逃げる、その算段。 「―――日夜時節分分度時に是の如きの言を説く。」 だが、"女"は先程の紅潮をは打って変わって、凪のごとく冷静に詠唱を唱えている。 何かヤバい、その予感が過った頃には既に真白は移動を開始。 「―――咄なる哉、不可思議の歓楽や、と。」 "女"の腕に纏う、赤き竜のとぐろ。 眼前に迫る斬光に、見向きもせず。 「故に夜摩と名づく―――」 腕を前に突き出し。とぐろ巻く龍が咆哮す。 それは、焔の槍へと変化して。 「―――梵天神槍・夜摩紅主(ブラフマーストラ・ミドガロン)」 「――――――!」 天空に、彼岸花が咲き誇る。 射出された焔の槍が、炎獄そのものが斬光を砕き、真白の身体を赤く染めるには十分な威力だった。 「つまんねぇな。」 再び地面に臥した純白の天使を、"女"はつまらなそうに見下ろしていた。 熱狂と狂騒に満ちた表情は鳴りを潜め、斯くもどうでもいいものとして。 真白は言葉すら発せなかった。最後まで、妹の無事を願っていた。 だが、身体はもう動かせない。それほどまでにダメージを受けた。 でも、最初に犠牲になるのは自分でよかったのかもしれない。 こんな残酷な末路をみんなに見られることなく終わることがまだ救いだった。 「テメェは犯す価値も遊ぶ価値もねぇよ。―――死ね。」 "女"は、既に真白への興味を失せていた。 覚悟も矜持も実力も何もかも中途半端、これ以上遊んでもつまらなさそうだと、そう勝手に決めつけて。 その腕に、炎の刃を纏い、今にも振り下ろそうと、無感情な顔のまま。 「そうか、お前もその程度か」と。遊びすぎて壊れたを見つめるような、冷酷な瞳で。 (……もう、ダメ、かな。) 既に判決は決まった。死刑。死刑死刑死刑。焼殺刑。 無慈悲な悪魔が断頭台に刃を落とそうとしている。 そう、真白の運命はここに決定づけられた。 でも、まだこの結末はマシだったと、真白は諦めた。 こんな残酷な姿を、情けない姿をいのりやみんなに見せずに済んだのだから。 (こんなダメなおねえちゃんで、弱いおねえちゃんで、ごめんね。) 井の中の蛙、大海を知らず。穢れなき純白であったが故に、究極的な悪意には余りにも脆弱だった。 自分の弱さを、まざまざと叩きつけられた。自分が無力であることを認識させられた。 (……でも。) それでも、自分が死んで、泣き崩れるいのりや仔猫の姿が思い浮かんで。 それが、自分が死ぬことよりも、よっぽど辛くて苦しいことだと感じて。 (やっぱり、私は、まだ。) 諦めたくない、こんなところで死んでたまるか、と。 たとえ全てが無意味で無価値だとしても、せめて、最善を尽くしたいとそう願って。 (諦めたく、ない!) 心の内で、無駄だと分かっていても、そう叫びたがっているんだ。 「そんなこと、させないっ!!」 それは、救いを与える声。 一彗の赤い閃光が、地上へと降り立って。 それは流星の如く、"女"の身体を蹴っ飛ばした。 「――ッ! へっ!!!」 初めて感じる"痛み"。焔を超えて、自分へ蹴りを入れた乱入者へと快感と言う名の笑みを"女"は浮かべる。 殺意こそ無いが、己の焔を突破し、一撃加えたのは称賛に値する。 「大丈夫ですかっ!?」 真白の目の前に、少女が降り立った。 セーラー服のような、赤と白を貴重としたコスチューム。紅蓮の光まばゆい鮮やかな赤い色の髪。 まさにアニメやゲームでよく見る戦う変身ヒロインが、正義のヒーローが現実に降りてきたような衝撃がそこにあった。 いやまずここ現実じゃないけれど、兎も角それと同じぐらいの衝撃が真白の脳天を突いたのだ。 間違いなく、そっち系のオタク。キャラにのめり込むタイプのプレイヤーだと。ここまでベタベタなタイプなのはVRCをプレイして始めて目撃した。 「……っ酷い傷。間に合わなくてごめんなさい! だから今は、私に任せてください。」 陽だまりのような少女、だと真白は思った。 自分の様態を確認し悲痛な表情を浮かべ軽く謝罪、その上で意識を切り替え、未だ獲物を見定める"女"の方を向く。 "あの子"も私には優しかったけれど、それとは違う。なにか根本的なものが違う。 何か、惹かれるような暖かさを感じた。 「誰かはわからないけれど、あの子、すごく強い。だから……。」 「……大丈夫です。だからまずは、あの人を何とかします!」 振り向いて、心配させまいと真白に笑顔を向ける正義のヒロイン。 はっきり言って、無茶だとは思った。 地獄の悪鬼の如き炎の怪物を。神々の黄昏に現れた炎の巨人の如き女を相手に。 キャラの成り切ってる程度では、ゲームで鍛えたエイム力程度では、普通では敵わない。 「……さっきの蹴りは、良かったぜ、及第点だ。」 「あなたみたいな人に褒められても嬉しくなんてありません。……どうしてこんな事をするんですか?」 少女が、"女(デモン)"を見据え、問いかける。 女の威圧が、熱風となりて此方まで吹き荒ぶ。 少女の背後にいる真白にも、その熱さを感じるほどに。 「理由なんざ尋ねれられても野暮ってもんだぜ、正義のヒロインさんよぉ? あたしが好きでやってんだ。」 女の返答は簡素にして捻りもないものだ。 ただ、好きでやっている。やりたいからやっている。 歩くように、息をするように、ただ生きてるだけのように、破壊と暴虐を繰り返す。 「……わかりました。あなたはそういう人なんですね。」 「へぇ。もっと突っかかると思ったんだが、そのモノわかりは好印象だ。――『閻魔』。『焔摩夜行』の閻魔。お前も名乗りな、戦の作法ってやつだ。」 「あ、そういえばまだ名前名乗ってなかった!? じゃ、じゃあ改めて――」 女は納得し、意気揚々と自己紹介を含めて返す。 『閻魔』、それが女の、炎の悪魔の名。 それに対し少女は、忘れていたことを思い出したかのように慌てて、ポーズを取る。 (焔摩夜行……! あのニュースでやっていた……!) 真白にはその名に覚えがあった。無差別テログループ『焔摩夜行』。 思想も目的も無く、感情と衝動の赴くままに破壊活動を繰り返す、世紀末のモヒカンのような連中。 ニュースでも一躍話題となっている奴らが、VRC内にいるだなんて予想すらしていなかった。 「――真紅の炎は不屈の魂。どれだけ穢れて堕ちたとしても、正義の心は折れたりしない! セイントヴァルキリー・フレイヤ、只今参上!」 (ものすごく練習した感が凄まじい!) そして、律儀に正義のヒロインらしい口上で名乗りを上げる少女こと正義の変身ヒロイン、セイントヴァルキリー・フレイヤ。その拳と脚に、炎が纏う。なお真白は内心コテコテに決まった感を凄まじく感じた。 閻魔は確信する。同系統の力。創造武具かスキルかは兎も角、だから自分の焔を突破できたのかと合点がいく。だからこそ、愉しみがいがある。――だからこそ、嬲る価値がある。 「ほぉ、アタシと同系列の力か。んじゃ――あたしを何とかしてみろ、正義のヒロイン様よぉ!!!!!」 咆哮にも思えるその叫びが、戦闘再開の合図。 閻魔の両腕を包み宿る業焔、フレイヤへと向かい疾く駆ける。 纏わり付く焔は、翼にも似た刃へと姿を変えて、正義のヒロインに牙をむく。 同じく、フレイヤも突撃。相手の動きをよく見ながら、選ぶべき技を繰り出す。 「おらよっ!」 「やぁっ!」 翼刃を、振り上げた蹴りで相殺する。炎脚と焔刃がぶつかり、相殺される。 爆発、黒塵が舞う。閻魔は相殺の瞬間にフレイヤの両足をくぐり抜けて背後に回る。 「はぁっ!」 「……やぁぁっ!」 今度は焔を纏った拳、すかさず気配に気づいたフレイヤが同じく炎拳。 再びの相殺。炎と焔がぶつかり合い、爆発。 爆ぜる煙の内より二人は離れ、再び構え、突撃。 炎と焔を纏いながらの近接戦。 そこからは拳と脚の打ち合いに、動きの見切り合いだ。 火炎が付属すれど、その実態は泥臭い肉弾戦。 拳撃と蹴撃が飛び交う、ニチアサの如き光景だ。 ただ、一つ違うところがあるとすれば、その相手は己を燃やしながらすべてを燃やし尽くす夜摩の具現であること。 一重にフレイヤが炎獄の化身と互角に打ち合えているのは、閻魔の言葉通り『同系列の力』であることに起因している。 セイントヴァルキリー・フレイヤのスキル『砕けぬ熱き魂(ヒートソウル・エンブレム)』。 心の力に応じてその出力を上げる『心意系』の特殊能力。原理的には真白の『純白の剣』と方向性は類似している。 対して閻魔の創造武具『夜摩判決』。この武装は己のアバターそのものという、創造武具の中でも類稀なる性質、己というアバターを燃焼媒介とする火炎系異能の極限。 だが、どちらも『自身』を出力源として、かつ同じ火炎系。並の相手なら一瞬で消し炭にしかねない夜摩の焦熱を、その奮い立つ炎で相殺し、互角に戦えているのだから。 (手慣れてやがるな、この女(ガキ)) 文字通り火焔沸き立つ戦いの中で、閻魔は冷静にフレイヤの戦いをその身で理解していた。 閻魔もリアルで我流とは言え体術の類は一通り習得しており、こと接近戦においても自信はある。 その自分に喰らいついているのだ。型に嵌まった相手ほど自分の体術は破りづらいのだが、この少女はそうはいかなかった。股潜りでの背後狙いもそうだ、あの時もちゃんと対応してきた。 (こいつも同類ってことか。) 同じく我流の体術。閻魔の場合は、本来ならナイフ等を絡めた所謂暗殺者スタイルの型を交えての不定形さが売り。今こそ武装の代わりに焔で代用して、殺傷力は正しくリアルよりも上。 フレイヤの場合は何というか、粗削りだ。恐らくリアルでもある程度基礎体力は鍛えていたのだろう。それで自分相手のここまでやり合えてる。ある意味そこが見えないのが厄介だと。 (……この人、分かってたけれど強い!) 対してフレイヤも、閻魔の暴力の具現に等しい強さに焦りを感じていた。 フレイヤの体術は基礎的なものも含め、それとなくアニメやゲームで見た体術系の技を再現可能な範囲で出来るようにと鍛錬してきたのだ。 名付けるなら『ヒーロー体術』とも言うべきか、閻魔が内心評した通りの粗削り。 だが、粗削りなのはあくまで『ヒーローの体術技』であって。 (でも、負けない!) だが、ヒーローはこの程度の苦難ではへこたれたりなんかしない。 迫る閻魔の焔拳を見切り、その腕を掴む。 「こいつ……だが、あめぇっ!!」 片腕掴んでの一本背負い。体格差を利用した機転は見事と内心称賛する。 だがそれはそれ。ここは現実ではなくVRC。――なんでもありだ。 「このまま焼き尽くしてやらぁ――!」 「……っ!」 掴まれた上をそのまま燃焼させる。こっちにもダメージは入るがこの際構わない。 自らの腕を発火点に相手ごと焼却する。念には念を入れて、空いた片手に焔球を生成し、螺旋丸の要領でぶちかまそうとする。 「ガッ!?」 だが、それは届くこと無く、代わりに顎への強い衝撃。 小さく拳を振り上げたフレイヤの姿がそこにあった。 (ショート……アッパーだとぉ!?) 脳が揺れる感覚の中、予想外の技に驚きを隠せない。 頭を起き上がらせようとした途端、飛んできたのは真っ直ぐなストレート。 さしもの閻魔も対応しきれず1・2発は直撃、背後に後ずさる。 「てめぇ、バリツまで覚えてるなんざ一体どういう鍛え方しやがった?」 「アニメのヒーローの見様見真似!」 フレイヤの先に行為、技の繋ぎ。柔道等の類である投げ技から、自分が直接接触からの燃焼を仕掛けようとしたのを見切っての瞬間のショートアッパー。 柔術等の日本武術にボクシング当の西洋武術の複合、バリツ。少なくともそう安々と使える技術ではない。 だがフレイヤは「見様見真似」と断言した。アニメのヒーローが使っていた? だから見て真似た? たったそれだけで使いこなした? (どういうラーニング能力してやがる!?) 閻魔の中で、フレイヤへの警戒度は段違いに上がった。 アニメを見た、漫画を見た、そんなあっさりしすぎた理由で習得する。 才能の怪物。いや、恐らくは努力は積み重ねてきただろう。武術というのは天性の才能ではなく鍛錬の積み重ねこそが結びつく。 この女(ガキ)は、アニメやゲーム、漫画のヒーローの技や動きを見てそれを元に体を動かして、慣らしたというのか。 技術は積み重ねの賜物だろう。だが、バリツのような技術まで見て覚えたというならば、それはそれで一種の才能だ。 (巫山戯てやがる。クソっ、舐めて掛かったこっちの落ち度か。) 認識を、改めざる得なかった。この女(ガキ)は危険だと。 相手の実力を見誤った。ここまで素質も才能もありまくりな相手とは思わなかった。 (さぁどうする? こいつがあたしをぶっ飛ばしたのはあのアマと距離を離すためだ、人質戦法するにゃちと遠い。かと言って『切り札』を出しちまうにはまだ時期尚早か。) 少なくとも、フレイヤの目的は『真白』を守ること。その延長線上で自分をなんとかしようと考えている。 つまりは『撃破』が目的ではないはずだ。最悪『逃走』でも勝利条件になる。 ただ、『切り札』を切れば勝てなくはないが、下手に見せて対応されては意味がない。 (さあどうする…………あ?) 思考を逡巡させながらも、フレイヤの身体を眺めてみれば、その体の違和感に気づいた。 フレイヤの変身ヒロインの衣装。凡そセーラー服をモチーフとしてレオタードとプリーツスカート、といったところだ。 だが、胸の部分の膨らみ、中心の突起が年相応と思えない尖り方をしていたのを、閻魔は見逃さない。 (……こいつ。ああ、そういうことか?) 閻魔の中で、何かの納得がいった。思い返すは些細な記憶。 ダークウェブ内に流れていた金持ちの享楽らしき違法ポルノ映像。 少女にコスプレさせてえげつないプレイをさせていた、そんな映像。 そして、最高の意趣返しを思いつき、僅かに口角を歪ませ笑みを浮かべていた。 ◯ (こ、こんな時に……くぅぅ……) 一方のフレイヤ。自らの体の異常には既に気づいていた。 いや、異常ではなく、後遺症。未だに癒えぬ、リアルに刻まれた傷。絶望と被虐に塗れた過去。 戦場となる場所の気温は真夏に等しい熱さ。意思にそぐわず火照った身体が、勃起した乳首がコスチュームに擦れ、今にも甘い声を出しそうになっていた。 (でも、こんなところでぇ……ッ!) 下腹部がキュンとなる感覚を根性で抑え、敵に動きを見極めようとする。 股がほんの少し湿った違和感は後回し。今はあの白い女の人を守るため、あの彼女を何とかしないと。 だが、意識が自分の体に向いたその一瞬を、あの焔の悪魔は見逃さない。 「――隙を見せたなガキんちょ。」 「……えっ!?」 迫り、笑みを浮かべる閻魔。 常在戦場、テロと血生臭さと殺しの世界に身を置く悪魔はその様な余裕は見逃さない。 「――ッ。はぁっ!」 「!? ガッ!? ……ギャハハっ!!」 だが、フレイヤが取った行動は、回避ではなく敢えて接近しての頭突き。 閻魔は一瞬蹌踉めくも、すぐに距離を離し、咄嗟の判断力に感心し笑う。 後遺症(デメリット)背負って、この判断力とは。 だがそれはそれだと、仕切り直すように両手に焔を発現。 ホイップクリームをホールケーキにデコレーティングする要領で放出する。 これには3つの思惑がある。一つは行動の限定。と言っても同属性のフレイヤには余り意味の内容に思えるが、実はそうではない。 「……!」 「ッまずいっ!!」 未だ傷だらけの、『真白』は別だよなぁ!?と閻魔は下卑た笑み。 そして予想通りにフレイヤは彼女を守ろうと移動。 2つ目の思惑。この焔には簡易的な探知機能が備わっている。動体を感知するソナー的なものではなく、『ちょうどいい太さの枝』を探すため。 目的のものを手に入れ、閻魔が横目を見ていれば、簡易的な炎の障壁が真白の周りに展開されて、自分の焔を防いでいる。 心配そうに見つめる真白にフレイヤは笑顔を見せて翻し、焔の悪魔を見つめ返す。 「……筋も良い、機転も冴える。てめぇは戦士としちゃ一級品だ。」 「――私は戦士じゃなくてヒーローです。」 「カカッ、そうだったなぁ。だがなぁ――――」 短いやり取り。閻魔としては彼女の素質は正しく育てれば『戦士』となる。 だが、それを否定するようにフレイヤは自らはヒーローだと断言した。 残念でもなく当然。この女はそういうガキだと。だからこそ。 「『殺す気』のねぇやつが、あたしに勝てるわけねぇだろうがよぉ!」 その身に現実を叩き込んでやろう、と。 全身より火焔を放出、正義のヒロインの全てを飲み込まんと、蛇の牙の如きうねる業火が迫る。 「――はぁぁぁっ!!」 対するフレイヤは、同じく掌に炎を収縮させ、前方に解き放つ。 白熱化した収縮炎球が光り輝き、爆散する。 煙る戦場の中、妖艶なる焔が薄っすらと煌めく。それをフレイヤは見逃さない。 「そこぉ!」 なまじ直感と感覚だけで狙いすました蹴り、それは不意を突こうとした閻魔の顔面に間違いなくクリーンヒット。だが、その状態で、鼻血を流しながらも、閻魔は笑っていた。 「……?!」 「―――フィストファックは経験済みか、淫乱ビッチ!」 「―――ぁ」 "淫乱ビッチ"。その言葉に、ほんの少しだけ、フレイヤの身体が震え、硬直した。 同時に、地面から静かに爆ぜ、射出されたちょうどいい太さの黒い枝。 それが、フレイヤの肛門に刺さるように、直撃した。 「オ゛ボッ!?」 悶絶、もしくは汚い声だったのだろう。 自らのケツの穴に注入された黒い木の枝。ちょうどいい太さがクリティカルヒット。 刺さった箇所から漏れ出す用に黄土色の液体が木の枝を沿うように流れ出して地面に垂れ流される。 閻魔の第三の狙い。地面に焔を潜ませる事。木の枝を仕込み、潜ませた焔をロケットエンジンの要領で木の枝を射出させるために使った。 派手な攻撃パフォーマンス、負傷者狙いの卑怯な手口。其れは全てこのための布石なのだ。 「ア゛……ア゛ガァ゛―――ッ゛。」 閻魔の目論見によって尻穴を抉られたフレイヤの姿は無様だった。 乳首はもはや薄い生地では隠しきれず、変態発情ビッチのように小指ほどの大きさまでに勃起していると来た。刺さった肛門からは液体が未だ垂れ流され、股からは液体がジョバジョバと垂れている。 それでも、倒れなかったのは彼女の体幹の強さによるものか、それとも。 「ひっ!?」 それを、障壁の内より見るしかなかった真白は、恐れた。 まるで汚物を見るような見開いた瞳で目撃し、えづいて、思わず目をそらした。 「エグいのかましたとは言え、ここまでとはなぁ。―――が。」 閻魔としても、ここまでの痴態は少々想定外ではあった。 ケツにそこそこにぶっといのを打ち込んだのだ。むしろ痛みのほうが先なのでは、とは内心思っていた。 だが、今の光景は予想以上に悶え、汚い声で喘いでいる。 これでは変身ヒロインではなくて汚物を撒き散らすただの変態淫乱ではないかと。 そして、リアルでどれだけ調教されたのか、などとは思った。 「久しぶりに楽しめたぜ、光栄に思いな。変態マゾヒロインさんよぉっ!!!」 だが、それはそれ、これはこれ。この女がどれだけの変態淫乱だったかんて関係ない。 楽しめた、素直に危なかったと感じたのは久しぶりだと、閻魔は満足した。 だからこそ、これは謝礼だ。感謝の返礼代わりだ。――派手に絶頂(イ)け。 その本心とともに、彼女のお腹の、子宮に向けて渾身の一撃。殴り潰すように、放った。 「――イッグゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!!!!」 悲鳴は、絶頂の合図だった。 甲高い変態ヒロインの声が焦熱の戦場に木霊する。 への時に曲がったフレイヤの股から塩と尿がドバドバと噴出される。 刺さった木の枝は、凄まじい量の糞尿と共に勢いよく吹き飛び、汚い虹のアーチを描きながら宙へと飛翔していく。 自らが吹き出した汚水にその身体を染めながら、2・3回バウンドして、力なく墜落して、膝をついて、変態マゾヒロインは前のめりに卒倒した。 「あへ、あ、あひゃ………。」 ぶちゅぶちゅと、汚物が漏れる音。 情けなく糞尿を垂れ流し、倒れた無様な姿。 人が見れば軽蔑するであろうその姿を、閻魔はただ黙って見下ろし、敗者に背を向ける。 「ひっでぇ顔してるなぁ、真白さんよぉ?」 「……あ、あ……?」 そしてお目当て。『ぼっちの集い』の真白。 戦意は無く、怯えだけが彼女の中にあった。 それとも、あの変態ヒロインの無様さがそれ程までにショックだったか。 「つーか、あいつはてめぇの為に頑張ってたってのによ。怯えた目って流石にクソだろ。」 「ち、ちが……!」 「……同じ状況だったら仲間相手でもするのか?」 そして、閻魔は真白を軽蔑した。冷めた瞳で見下ろしていた。 痛い所を突くような問いでもあった。 真白は、何も答えられなかった。あの姿のフレイヤを『気持ち悪い』と心の底で思ってしまったから、否定すら出来なかった。 「……まあ、仕方ねぇよな。てめぇの『家族』も同じ穴のムジナ。救いようのねぇ『クソ野郎』だからなぁ?」 「あ……ああ…………。」 「つーわけで死ね。てめぇんとこのリーダーへ送りつける生首にゃあちょうどいい。」 もう、否定する気力すら、失われていた。己の醜さを、突きつけられていた。 眼前には、焔の刃を今にも振り下ろさんとする閻魔の姿。 どうすればよかったのか、今の真白には、それすら考える余裕すら、存在しなかった。 ◇◇◇◇◇ 小さい頃の夢は、正義のヒーロー。 テレビや漫画、ゲームで見たそんなキラキラしたものが、大好きだった。 それは何時までも変わらない、私のアイデンティティ。 お父さんもお母さんも、そんな私のことが大好きで、私にとっても大切な。 学校だと手伝えることは兎に角手伝った。 部活の助っ人を頼まれたら手伝いに行った、お婆ちゃんの荷物運びとかも積極的にやった。 そんな私を、みんなは気に入ってたんだと思う。 いじめっ子といじめられっ子の問題も、首を突っ込んで解決した。 人に感謝されることは、何でもした。 それでも、それだけで解決出来ない問題があることも知っていた。 それでも、私は私の夢を諦めたくないって、どれだけ現実が残酷なものだったとしても、夢だけは諦めたくなかった。 あの時の記憶を、今でも覚えている。 私の全てが変わった日を、今でも覚えてる。 人手不足の工場の手伝い、その帰り道。 何者かに自転車を蹴っ飛ばされて、それを助けてくれた女の人。兎ノ崎 雫(うのさき しずく)。 あの子に誘われて、安全らしい道を案内されて、そこで、私たちは一緒にトラクターに連れ込まれて誘拐された。 目が覚めたら、古い倉庫のような場所で。私以外にも何人か同じように誘拐された子たちがいた。 その子の一人が言うには、ここは誘拐された子たちを犯すために用意された場所だった。 私はみんなを元気づけようとして声を上げたけど、みんなはとっくに諦めていた。……一人だけ除いて。 茜川(あかねがわ)カナリア。ネット歌手の姉を持つ、小柄ながらも優しい女の子。 みんなを励ます為に、静かに歌っていた女の子。私もカナリアの歌を聞いて、綺麗な歌だと思っていた。 私も当然のように犯された。元気を折るために何度も殴られて、性器を口に咥える事を強要されて、何度も口の中に出された。おっぱいも何度も何度も揉まれて抓られて。 おまんこにもお尻にも何度も何度も中出しされて、避妊剤混じりの媚薬を何度も飲まされて。 時にはスライムやゴキブリを子宮やお尻の中に何度もいれられて、それを自力でひり出す様を笑われながら見られて。 私を犯した人たちの中に交じるように、兎ノ崎さんの姿が一瞬だけ見えた。私の方を見て、すごく怖くて、寂しそうで、悲しそうな目で見下ろしていた。 犯された人たちの中で、カナリアさんが一番酷かった。「歌が煩い」と何度も言われて、事あるごとに殴られてた。 時には1.74kgもあるキックボクシング練習器で、ゴルフスイングの要領で力まかせに殴られたこともあった。 カナリアさんのされた事に怖がった他の子たちが、率先してカナリアさんをいじめ始めた。その時は私の心はもう壊れかけてていて、犯されているタイミングと被っていたのもあって助けようなんて気持ちを奮い立たせることすら出来なかった。 そして、私が『便器』として売りに出される事が決まった日。いっぱいいた子たちは死んでしまって、私とカナリアさんだけしか残らなかった。 カナリアさんは、最後まで笑顔だった。笑顔で、私のために唄を歌ってくれていた。最後まで、私の為に、ボロボロの身体で、息をすることすらギリギリな身体で。 殴られて、刺されて、首を絞められて、息を引き取るその時まで、私のために唄を歌ってくれた。 私はみんなを、あの子を見捨てて、生き残ってしまった。 『便器』だった頃の記憶は、曖昧。 偉い人に色んなプレイをさせられて、トイレに放置されて何度も何度も犯された。 そのぐらいの、ぼんやりとした記憶しかなかった。 でも、一つだけ、はっきりと覚えている。 里菜が、私を助けに来てくれた、こと。 里菜、自分はヒーローじゃない、なんて言ってたけど。 私がこんな事になってるのを助けに来たんだから、里菜はやっぱりヒーローだよ。 でも、救われた後にあったのは、別の地獄。 私が目を覚ましたら病院のベットの上。知らない天井。 泣き喚いて喜ぶお父さんとお母さん。 まるで腫れ物を扱うように接するお医者さんの人たち。 テレビでは「奇跡の生還者」と持て囃されたと同時に、私の実名は世間一般に知れ渡っていた。 静止を無視するマスメディア。有る事無い事を書く週刊誌や新聞。 心を病んだ両親が私の退院と共に、隠れるように田舎に引っ越した。 この頃には私は一旦は元気を取り戻して、引越し先の学校でも変わらず人助けの毎日。 幸いにもあのニュースのことは引越し先には伝わっていなくて。 またそんな日常が、何時までも続くなんて思ってた。 『なぁ赤崎、この映像に映ってるの、お前じゃね?』 いつの日だったか、私が『便器』だった頃の映像が裏で流れていたらしい。その時私は吐いて、気を失ったんだと思う その時から私の世界はまた一変した。周りは誰も助けてくれない、私だけを目標とした村ぐるみのいじめが始まった。 私の人助けの実績だなんて何の意味もなさなかった。 授業中はローターとバイブの着用を強制されて、トイレに行くことも許されないで何度も何度もお漏らしして、何度も絶頂した。 水泳の授業だと更衣室でスク水姿のままみんなのザーメンをたっぷり浴びせられた。 ブルマ体操着姿でみんなの性処理をさせられた。 近所のおじさん達の人間便所にされて、おしっこぶっかけられて身体中が尿臭くなるまで帰れなかった。 正義のヒロイン姿にされて、ボコボコにされて犯されて、情けない敗北宣言を言わされた。 無理やり子どもたちの筆下ろしをさせられて、お尻を叩かれてイく変態にされた。 酷い時には下剤を飲まされてみんなの前でうんちを漏らして笑われた。 避妊剤の効能を良いことに、ボテ腹になるまで精液注ぎ込まれて、思いっきりお腹を踏まれて下痢便のように吹き出させられた。無様で情けない姿を何度も何度もカメラで撮影されて、その夜は私は流石に辛くて泣いた。 お父さんとお母さんは窶れていた。 私と同じように職場でいじめられた。 それでも私の事を心配してくれて、でも私は自分がされた事を隠し続けて。 前の学校の友だちも心配するメールを送ってきてくれたけど、最後まで私の事は隠し続けた。 それでも、夢を諦めたくなかった。それでも、ヒーローになりたかった。 生き残ったから、あの子が最後まで応援してくれたから、私はその分誰かを助けなければいけない。 感謝なんてされなくても、何度罵詈雑言を浴びせられても、どれだけ酷いことをされても。 それでも、私の行動で救われる人がいるなら。 ずっと私の痴態を見つめて、怯えるように黙っていた傍観者。 怖かったんだよね、下手に手を出したら自分も巻き込まれるから。 だったら仕方ないよね、だったらいいよ。私のこと滅茶苦茶にしても。でも優しくしてくれると、ちょっとうれしいかな。 それでもよかった。私のお陰で救われる人が、酷い目に合わずにすむ子がいてくれたら、それだけで私は少し元気になれる。どれだけ酷い目にあっても、それだけで私は十分だから。 わたしはあの子を救えなかった。救えなかったから、救わないと。みんなを、助けないと。 お父さんも、お母さんも、みんなを。私一人が、どうなっても、それでみんなが救われるのなら、私はそれでよかったから。 わたしはせいぎのひーろー、せいんとゔぁるきりーふれいや。 どんなにひどいめにあっても、わたしはがんばる。 わたしががんばって、みんながえがおになるなら、それがわたしのよろこびだから。 『もういい、もういいんだ愛奈!』 『もうあなたが苦しむ姿なんてお母さん見たくない!』 『我が盟友よ、あの様な愚衆の為に身を滅ぼす運命など例え神が許そうともこのシュヴァルツウィンドが未来永劫許しはせん! ……だから、だからそんな自ら苦しむような真似はやめてくれぇ!!!!』 『あなたが苦しむ世界が正しい世界だなんて言うのなら、そんな世界間違ってる!!』 『ヒーローだったら、あなたがこんな事になる前に、助けた、でしょ……。』 だからみんな、なかないで。 それに、ないてるおんなのひとがいるから。 まずはそのひとを、たすけないと。 ◇◇◇◇◇ 「あ゛―――――――――――?」 閻魔がそれを認識する頃には、自分は殴り飛ばされた、という感覚と結果を俯瞰的に理解させられていた。 誰が殴った? 真白が? いや真白のはずがない。あいつは戦意を喪失していたはずだ。 だったら思い当たる節なんて一つしか無い、あのフレイヤとかいうガキだ。 あの状態から、あの人間の尊厳を無様に粉砕された状態から、強烈な快楽に悶え失神した状態から? 殴り飛ばされる前に見た最後の光景。 さしもの閻魔ですら、「嘘だろ」と、驚愕を隠しきれなかったその姿。 汚濁の海より起き上がり、色のない瞳と、黄土色に汚れた身体を引きずりながら。 真白という純白に迫る己という焔を吹き飛ばさんと、その顔に拳を叩きつけ、殴り飛ばした。 正義のヒーロー、セイントヴァルキリー・フレイヤの姿。 ◇ 静寂を取り戻した大地に、座りこけたままの真白はただ信じられないものを見るような目で、フレイヤを見つめていた。 嫌悪感も、気持ち悪さもなかった。そんな事考える余裕もなかった。あんな目にあって、あんな無様を晒して、それでもなお自分を助けるために立ち上がった彼女が。 途端に、後悔心だけが止め処無く溢れそうになった。震える口元で、言葉を投げようと。 「あ、あの……ご、ごめんなさ……。」 「きたないですよね、いまの私。」 「――――――。」 絶句した。醜い心を見透かされたような感覚。 彼女は、フレイヤは分かっていた。真白が向けた視線を、その感情を。嫌悪感と軽蔑を抱いた、それを。 「大丈夫です、よく言われましたから。ああいうのも、リアルだと何度もされました。」 「よく、よく言われましたって……何度もされたって……そんな……!」 言葉が思いつかなかった。ただ適当に返答するしかなかった。 色のない瞳のまま、宥めるように喋るフレイヤを見て、悲しくなった。 その淡々とした、何事もなかったかのように話す彼女の姿を見るだけで、胸が締め付けられた。 「でも無事で良かったです。」 屈託なく見せる笑顔が、どうしようもなく眩しかった。 『真白』なんてユーザーネームなのに、自分の心がどうしようもなく穢れてしまったように思えた。 「そろそろ行かないと。こうしている間にも、助けを求めてる人がいるから。」 でも彼女は、自分を助けたヒーローは、次の戦場へ向かおうとする。 隠しきれない悦楽と苦痛を下半身に抑えながら、蝕む快楽に悶えながら。 それでも、「誰かを助ける」という、自らの理想の準じたいが為に。 どれだけ身体も心も穢されようとも、最後に残った願いだけは穢れないままに。 「だって、私は正義のヒーロー。セイントヴァルキリー・フレイヤだから。」 そう言って、この場を立ち去ろうとするヒーローの背中姿を見て。 もう、我慢ならなかった。 「――待って!」 真白は、声を荒らげた。我慢なんて出来なかった。 地獄なんて生温い過去。壮絶、凄惨に満ちたリアル。 むごい、むごすぎる。放ってなんておけるはずがない。 どうしてこんな優しい子が、あんな目にあってなお笑顔でいなければならない程に、壊れなければいけないのか。 そんな現実が、受け入れられなかった。彼女は、幸せになるべき人間のはずだ。そうじゃないとおかしい筈だ。 絶対に認めない、認めてはいけない。こんな優しいヒーローが最後まで報われないまま終わる結末なんて。 少なくとも、シエルも同じこと、同じ考えになるはずだと思ったから。 自分を曲げてでも、彼女を救いたいと、思ってしまったから。 それは些細な罪悪感からなる「逃げ」だとしても、それをダサい言い訳だなんて切り捨てたくない。 (ごめんね、いのり。お姉ちゃん、他の女の人に浮気しちゃった。) 妹への罪悪感はあった。それでも、彼女が報われないのが間違っていると、そう叫びたがっていた。 それでも、フレイヤを救いたいと、心の底から思ってしまった。 「……なんです、か?」 真白の言葉に、思わず振り向いた。 フレイヤも何だか戸惑っているようだった。 「そんな汚れた服装じゃカッコつかないでしょ! 地図見たらコインランドリーセットの温泉施設あるからフレイヤちゃんも一緒に行きましょう!」 「え、ええっ!?」 ようやく、年相応の顔を見せてくれた、途端に真白の頬が緩む。 「た、確かに汚いままじゃちょっとかっこ悪い、とは思ってなくもなかったりですけど!?」 「だったら尚更じゃない。ささ、ここはお姉ちゃんに素直についていきなさ~い!」 「ちょっと!? 今の私ばっちぃって言いましたよね!? そんな事したらあなたが……。」 慌てふためくフレイヤの手を握り、真白が勝手に温泉施設へと進行方向を決めてリードする。 「フレイヤちゃんは汚くなんて無い! だって、私のためにこんな目にあってでも頑張ってくれたフレイヤちゃんを、汚いなんて言いたくない。そんなこと、言わせない!」 自虐じみたフレイヤの言動に、思わず感情的になってしまった。 真白自身もまた、我慢ならなかったから、思わず出てしまった言葉でもある。 「……あっ、ありがとう、ございます。……お、お姉さん?」 「……真白。真白でいいよ、可愛い正義のヒーローちゃん? 私の方こそ、助けてくれてありがとうね?」 戸惑うように、正義のヒロインはお礼を言った。 そういえば、お礼を言われるなんて久しぶりだ、なんて、そうふと思った。 そんな呆けた彼女の姿を見て、自己紹介しながらも、思わず笑ってしまった純白の天使の姿が、ここにあった。 ※D-6の森林エリアの一部が焼け野原になりました 【D-6/森林跡地/一日目/深夜】 【真白】 [状態]:全身に火傷(小)、背中に焼き鏝のような火傷(中) [装備]:純白の剣@創造武具 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:私は…… 1:フレイヤちゃんを救う。 2:フレイヤちゃんの身体と衣装を洗うためにコインランドリーのある温泉施設へ向かう 3:ごめんねいのり、お姉ちゃん浮気しちゃった。 4:閻魔って人、私たち「ぼっちの集い」の事を知っていたけど、どういうことなの……? 5:いのりや仔猫、シエルたち「ぼっちの集い」のメンバーを探す [備考] ※今後、『純白の剣』の性能に影響が出る可能性があります。 【セイントヴァルキリー・フレイヤ】 [状態]:全身の汚れ(糞尿・特にコスチュームの下腹部が酷い) [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:私は最後まで、正義のヒーローでいたい 1:真白さん!? 2:た、確かにコスチューム汚れちゃったし、ちょっとかっこ悪いかなぁとは思っちゃったけど!? 3:なんか温泉施設へ向かう流れになっちゃったけど、いいのかな……? 4:そういえば、私のためにあんなこと言ってくれたのって、誰以来だった。かな……… [備考] ◇ 「あははははっ、あーはっはっはっはっはっはっ!!!」 闇の中で、焔が笑っている。仰ぐ天を、嘲笑うように。 「マジか、マジかあいつ! まさかあそこまでイカれてやがるなんざ思いもよらなかった!」 負けた、敗けた。この自分が。あんな未熟なガキに。だが、それが痛快だった。 そして、あんな事になって、なおも"ヒーローであり続ける心"のみで一矢報いたあのヒーローに対し、感激した。 「当たりだ、こいつは大当たりだ!」 最高だ。最高の幕開けだ。敗北という経験は、己の渇きにさらなる潤いを齎す最上のワインだ。 「あのヒーロー女も、ぼっちの集いのクソ野郎共も、この殺し合いも!」 最高の舞台だと、改めて思った。 楽園は燃やされ地獄変へと成り代わり、絶望と殺戮で満たされる狂乱の盤上へと変貌した。 人の本性、人の本質が露わになる、嘘偽りのない世界へと。 「ああ、楽しみだ。楽しみで楽しみで退屈なのが耐えられねぇ!!!!」 笑う。嗤う、咲う、嘲笑う。これから待ち受ける狂騒を、闘争を。 今からでもあの潤いで渇きを満たしたい。身体が疼いて疼いて仕方がない。 殺して喰らって潰して犯して壊して壊して壊しまくりたい。 「……しっかし、てめぇも難儀だなぁ、ひなたよぉ。」 だが、それはそれとして。名簿に載っていた「ひなた」という名前に、歪んだ笑みを浮かべる。 閻魔は「ぼっちの集い」を知っていて、そのメンバーの人間関係もある程度把握している。 ――最も、閻魔がひなたを知っているのは、もっと別の理由であるのだが。 「てめぇの想い人は、てめぇが望んでるような綺麗なやつじゃねぇのになぁ?」 そう、知っている。大体のことは。過去に起きた、彼らにとって忌まわしき過去も含めて。 彼らですら知らない、呪縛も含めて。 ――曰く、それは穢れた感染源。不幸を呼ぶ黒猫。 ――曰く、祈りを求めて、呪いをばら撒いた悪魔の子。 ――そして曰く、外道の血筋。己が家族の為した所業に未だ気づかない哀れな■。 「ああそうだ、あいつら全員あたしと同じ、クソの掃き溜めの同類なんだよ。……哀れだなぁ、シエル。」 嘲笑う。「ぼっちの集い」というグループを。真実を何も知らない木偶坊(リーダー)を。 「この殺し合いで教えてやるよ。てめぇの周りにゃ、呪いしか無いってことを、なぁ?」 地獄の釜の中、嘲笑うは彼女の名は閻魔。テロリストグループ『焔摩夜行』が首魁。 彼女は裁きを求めている、己を裁く誰かを望んでいる。 その前に、あの呪われたオトシゴ達を知らずに集めな滑稽で笑える彼(シエル)に、夜摩の判決を降さんと。 無間地獄の奥底より、全てを嗤い、燃やし尽くさんと。 悪魔は、大いに嗤っていた。 . タバコの外装からセロハンをはずして 箱型のそれを机のうえに立ててごらん 透明にそびえることを望んでいる きみの城にそっくりだから てっぺんに火をつけると 美しい炎をあげて燃えあがり 十数秒で黒い灰になる すべてがこんなふうだったらわるくはないぞ ――鮎川信夫「こんな夜には」 . 【D-5/一日目/深夜】 【閻魔】 [状態]:疲労(小)、右頬の殴打痕(小)、創造武具使用による自傷ダメージ(小) [装備]:夜摩判決@創造武具 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:全力で生きる、生きて楽しむ。 1:シエルに『真実』を叩きつける。 2:あのヒーロー女(フレイヤ)は要警戒。いい意味でイカれてやがる、気に入った。次あったら最初からマジでやらせてもらう。 3:シエル以外の「ぼっちの集い」メンバーはどうでもいい、殺して首でもどっかに飾るか。 4:てめぇも難儀なもんだなぁひなた。会いに行ってやろうか? 前話 次話 010 凶人同士理解(わか)りあう 投下順 012 すぎの葉ショウマの決意 010 凶人同士理解(わか)りあう 時系列順 012 すぎの葉ショウマの決意 前話 登場人物 次話 GAME START セイントヴァルキリー・フレイヤ TRUE STORY GAME START 真白 TRUE STORY GAME START 閻魔 罪には罰を
https://w.atwiki.jp/tpv11h/pages/88.html
麻痺茸キーン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 能力 カードネーム 種族 文明 コスト 攻撃力 レア度 麻痺茸キーン マッシュルーム 自然 3 20+ コモン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 効果 パワーアタッカー+20 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長所 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 短所
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7261.html
登録日:2009/09/24(木) 20 32 01 更新日:2024/09/22 Sun 12 36 39NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 20世紀少年 Dr.コトー診療所 LEVEL4 ウイルス エバラ焼肉のたれ エボラちゃん エボラ出血熱 オメガトライブ デボラじゃないよエボラだよ バイオハザード 一類感染症 伝染病 病気 要宇宙服着用 ※ご自身の健康問題については、専門の医療機関に相談してください エボラ出血熱とは、スーダンまたはその周辺で発症した、世界的に認知されている病気である。要因はエボラウィルス。 概要 エボラウィルスとは、1976年6月にスーダン南部、ザイールとの国境に近い人口二万人の小さな町ヌザラで初めて感染者が現れたウィルスであり、 感染者である男性の出身地であるザイール、その付近に位置するエボラ川からとられた。生物危険レベル(BSL)4に分類される。 出血熱というのは、文字通り最初は40度近い高熱を発するとともに全身で出血症状を示して死に至ることから名付けられた。 ただし出血そのもので死亡することはなく、下痢による脱水症状や多臓器不全が死因となる。 エボラウィルスそのものは80~800nmのRNA(リボ核酸)ウィルス。一本鎖が基本だが、ネジ状だったりと定型はない。フィロウィルス科。 自然宿主は類人猿ではないのか、という憶測もたっていたが、未だ不明とされる。だが最近では食用コウモリが宿主ではないか、という説もある。 感染源は患者の血液、体液、排泄物、唾液などに触れただけで感染する。 空気感染は基本的にないとされるが、最近になって実は空気感染もするのではないか、と言われている。 少なくとも飛沫感染(咳やくしゃみなどによって飛散する「唾」や「鼻水」等の「エアロゾル」の中に含まれる形で拡散する形態。感染者から数メートル~十メートル前後の範囲が危険区域となる。またエアロゾルが付着し、乾燥する前のドアノブ等に触れても感染する)はする可能性が高い。 また、感染力そのものは恐ろしく高く、わずか数個のウイルス侵入で発症するとも言われる。 ※ 通常の食中毒細菌で10万~100万個、強力な感染力で知られるノロウイルスでも100個程度の侵入が必要とされる。 よって、通常の意味での手洗いや消毒では皮膚の「しわ」や「毛根」等に入り込んだウイルスを殺菌し尽くすことは不可能に近く、 十分な手洗いで感染を防げる等とは思わない方が良い。 ただしフィロウィルス科に属する本ウィルスは性質上消毒液に弱く、医療機関レベルの徹底した消毒は十分に有効である。 症状 潜伏期間は一週間から二週間程度で、最大三週間とされる。潜伏中は感染力を発揮しない。 一旦発症すると患者はまず発熱ののち、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛と症状を増していき、 その後吐血、下血など、まさに身体中の穴と言う穴から血を吹き出して死に至る。 と、こういうと致死率が十割くらいに思われるかもしれないが実際は50~89%ほど。それでも高い。 但し、ギネスブックには2つ世界で致死率の高い病原体の一つとしてエボラウイルスが認定されている。(もう一つは後天性免疫不全症候群ことエイズを引き起こすHIV) ついでに言うとこれほどに高い死亡率だとウィルスとしての性能はあまりよくない。宿主を殺してしまっては寄生の意味合いが薄まるからだ。 そこに至る順番としては、ウィルスが感染するとまずは血管の内側に張り付く。その後、そこで増殖し、血管の細胞を破壊して体を蝕んでいく。まことに恐ろしい。 もっとも恐ろしいのは、未だに血清が作られていないことである。 何故ならば、このウィルスを扱うのにはバイオセーフティーレベルの最高レベル(レベル4)相当の厳重過ぎる程の設備群を備えた最高峰のウィルス研究所でなければいけないからだ。 具体的にはほかの施設と完全に隔離されていて、認定された人間以外は実験区域付近に 近づく事も含めて 厳禁(幾重ものセキュリティゲートがある)、実験区域への入退室の際は必ず化学防護服を身に着け複数の専用のシャワーを浴びなければならない、実験は必ず2人以上で行う…など。実験区域内は換気系の全てが幾重もの高精度フィルターや独自の機構によって外部と完全に遮断されている。該当ウィルスを扱う際は絶対に最高クラスの安全キャビネット越しでなければならず、実験ひとつとってもまさに命がけである。 しかし近頃、東京大学の某教授のつくりだしたワクチンをマウスに試したところ、二週間ほどは普通のマウスと同じようにしていたらしい。 なお、血清についてだが作られていないと記載したが、どちらかと言えば作りようが無いというのが現実な話。 このウィルスは遺伝子変化による突然変異が起きるスピードが速すぎるからであり、 血清が間に合わなかった場合はその変異版に合わせた血清が必要となってしまう事になる。 …とはいえ、変異性についてはインフルエンザウイルスを想像してもらえばわかるが、ワクチン生産ができないというわけではない。エボラにワクチンがない最大の理由は、被害が完全に「対岸の火事」だったからである。所詮アフリカの一集落が壊滅したところで先進国には何ほどの痛痒もない、それほど有効期間が長くないワクチンを大量生産してもまったく利益にならない。悲しいことだがこれが偽らざる実情だった。つまり「できない」ではなく「やらない」だったのである。これが覆ったのは2014年の大流行で、1万人を超す大量の死者を前に、ようやく各国も対応に乗り出したところ。基礎的な知見は蓄えられつつあり、大流行の兆しがあればワクチンの量産に移行可能な体勢が作られるまでもう少しだろう。 日本の法律では一類感染症に分類される。 現在七疾患あり、エボラ出血熱の他に、クリミア・コンゴ出血熱、天然痘、南米出血熱、ペスト、マールブルグ熱、ラッサ熱がある。 ついでにこれにかかる、もしくは感染の疑いが発覚すると個人の権利を無視した強制措置をされる。隔離病棟に強制入院などがそれにあたる。 ちなみにエボラ出血熱が発見された周囲にそれの対処として軍隊まで派遣された。 だがこれは救援活動などではなく、感染疑惑者をその地域へ押し込めておき外に出ないようにする、というものだった(住民が勝手に出ようとしたら殺害も止む無いレベル)。 要するに強制的なクローズドサークルの作成である。 バイオテロの危険性もA級に認定されている。 また、種の保存という観点から見てみると、 宿主がすぐに死んでしまうので繁殖しにくい 潜伏期間が短く、発症までに宿主があまり移動しないので広まりにくい と、強すぎる毒性とは裏腹に生物としては弱い部類に入る。 エボラちゃん 文字通りエボラウイルスを擬人化させた萌えキャラ。 元々は日本のイラスト投稿SNS『pixiv』で投稿されたキャラクターであったが、そこから海外の4chan等に転載・拡散されたのをキッカケに一気に話題となった。 モチーフがモチーフなだけに一部からは不謹慎と批判されたりもしている(主に台湾)。 のちに天然痘を擬人化したようなキャラが現れたとか(笑) 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゴルゴ13がありあわせの道具でエボラウイルスの血清作って生還したエピソードがあるが、実際あんなことできるのか? -- 名無しさん (2014-01-06 15 24 50) ↑ゴルゴじゃなきゃまず死んでた。 -- 名無しさん (2014-01-06 15 34 02) デスノートのスピンオフ映画である『L change the WorLd』ではエボラとインフルエンザのいいとこ取りみたいな新種のウイルスが出てた。 -- 名無しさん (2014-01-06 16 16 33) ギネスブックに載ってるのはHIVと狂犬病だぞ -- 名無しさん (2014-02-09 21 58 17) 本来は人間が宿主じゃないんだから、人間の致死率と性能云々は関係ないでしょ あとウィルスは生物に入らんかと -- 名無しさん (2014-02-09 22 06 28) 実際今まで発見された細胞を応用して「対!エボラ専用免疫細胞」を作り出すことはできないのか? -- 名無しさん (2014-02-09 22 10 28) 最近ギニアで出たみたいだな -- 名無しさん (2014-03-23 20 43 06) レベル4のヤツだからな・・・・ワクチンや免疫が無いのが・・・。 -- 名無しさん (2014-03-23 21 24 05) アフリカのあれ、どうにかならんのか? -- 名無しさん (2014-07-30 23 11 12) 日本にあるP4の実験室のうち一つは近隣住民の反対により動いてないらしい -- 名無しさん (2014-07-30 23 17 20) 致死率5割もありゃ十分恐怖だよな -- 名無しさん (2014-07-30 23 23 25) ↑2 だから他国のP4実験室に送らないと検査できないんだよな。いくら説明したって同意得るの難しいしな -- 名無しさん (2014-07-30 23 29 19) ↑秘密裏に近隣住民をこっそり実験台にすれば、データも手に入るし反対運動もなくなるぞ。 -- 名無しさん (2014-07-31 00 29 38) ↑Team R-TYPEやアンブレラじゃないんだぞ?w -- 名無しさん (2014-07-31 06 00 58) 国民的英雄と呼ばれた医師も死んでしまったらしいな、あな恐ろしや -- 名無しさん (2014-07-31 18 20 37) さてさてどうなるのかねぇ -- 名無しさん (2014-08-07 22 18 45) バイオテロに使われたら・・・本当に怖い。 -- 名無しさん (2014-08-07 22 28 40) ↑4 ドラマの相棒で極秘に稼働させていた話を思い出すな -- 名無しさん (2014-08-08 00 08 37) 428でも言及されてたっけ -- 名無しさん (2014-08-08 00 19 22) ↑ウーアウィルスは確かに同じ様な症状だったな -- 名無しさん (2014-08-08 00 30 12) 一年足らずで数十年の死亡者に追いつく数。驚異的な流行だけど、原因はなんだろう。 -- 名無しさん (2014-08-08 05 35 33) ↑突然変異で潜伏期間が伸びたらしい -- 名無しさん (2014-08-08 06 49 13) これが人類滅亡のきっかけにならないことを切に祈る>< -- 名無しさん (2014-08-08 07 00 54) 先進国だと流行らないらしいが -- 名無しさん (2014-08-08 07 31 02) 接触感染するウィルスが先進国で流行りだしたらリアルパニック映画になる -- 名無しさん (2014-08-08 07 54 42) 島国で良かった…。 -- 名無しさん (2014-08-08 08 40 25) 空気感染するヤツだったらマジヤバイ。 -- 名無しさん (2014-08-12 01 26 54) こんなのを確実に感染して、100%の確率で死に至らせる様なウィルスに改造されない事を願う・・・ -- 名無しさん (2014-08-12 02 08 48) ↑もうそんな感じのウィルス、作られなかったっけ?しかも日本人の手によって -- 名無しさん (2014-08-12 03 15 14) ↑日本人の技術力、恐るべし! -- 名無しさん (2014-08-12 03 36 28) この手のウィルスや細菌を兵器として使うなら真っ先にやるべきは治療法の確立と独占、でないと風向きで自分達に向かってくるし治療法が広まっているなら意味が無い。一時的なパニックは起こせるだろうがな -- 名無しさん (2014-08-12 09 46 09) ひるおびで「アフリカでは呪いだと本気で思われている」と知って、無知の怖さを知った。(医者よりも呪術師を信じているというのが怖い) -- 名無しさん (2014-08-13 11 56 36) ↑3なおそのウイルス作った人は何年か前にエボラのワクチン作っててある程度の効果はあったらしい。ウイルス作る前にワクチン作れよ・・・ -- 名無しさん (2014-08-13 12 02 07) ↑9 島国で何が良かったのか分からんが、輸送機械の発達した現代では島とか大陸とか関係ない。ナイジェリアから台湾にはるばる感染の疑いが持たれたのもそういう理由。 -- 名無しさん (2014-08-13 12 03 29) どこぞの半島国家では日本から富士フィルムが作る特効薬を輸入しようと画策してるらしいな。 -- 名無しさん (2014-08-13 12 08 39) ↑2 とはいえ地続きよりかはなんぼかマシかと。島国なら空港や港を重点的に監視すればまあなんとかなるかもしれないだろうし。 -- 名無しさん (2014-08-13 12 32 54) 監視もどこまで有効なんだろうか。現代では日本産に偽装した中韓製品や異物混入した食品もよくあるし。日本の監視のシステム自体が機能不全になってやしないかと。 -- 名無しさん (2014-08-13 12 52 43) やたらマスゴミが騒いでるな(笑) -- 名無しさん (2014-08-13 13 00 32) ↑7 最初は密林の奥にでも行かなきゃ人間は感染し得ないはずのウィルスだったとか 本来先進国なんかでは無縁でいられたはずの物だったろうにな -- 名無しさん (2014-08-13 13 02 34) ↑2 パンデミックだからじゃない -- 名無しさん (2014-08-13 14 47 02) エボラについては、正直マスコミもインターネットも騒いだ方がいいレベルだろ。あと、富士フィルム超頑張れマジで -- 名無しさん (2014-08-13 14 52 38) 別に騒ぐ必要は無いと思うけど、WHOが「国際的な公衆衛生上の緊急事態」(international public health emergency)を宣言しているので、のんびりした気分になれないのは自然だろうね -- 名無しさん (2014-08-13 15 24 50) とうとうスペインで死者が出ちゃったね…多分日本に来るのも時間の問題だと思う -- 名無しさん (2014-08-13 15 27 28) この病名を知ったのはGetBackersだったなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-13 21 33 44) 俺はアウトブレイクで知った。あの映画の中じゃ確か病名は明言されてないけど。 -- 名無しさん (2014-08-13 22 37 08) ギャラリーフェイクだな ゾンビ映画みたいなムゴい死に様にフィクションかと思いきや実在のウィルスっていう -- 名無しさん (2014-08-13 22 47 26) 以前モーニングで、これを数百倍凶悪にしたようなウィルスを題材にした漫画を連載してたのを思い出した。タイトルが思い出せねえけど。 -- 名無しさん (2014-08-13 23 12 04) マジでゴルゴのエボラエピソードが現実になっちゃったよな…!! -- 名無しさん (2014-08-13 23 50 13) 病原体レベル4か...放射能に加え、エボラまで来たら、どんな修羅の国だよ -- 名無しさん (2014-08-14 00 03 52) 外野ばかり騒いでアフリカ人の当事者達があまり騒いでないという -- 名無しさん (2014-08-14 07 25 52) リベリアは非常事態宣言出してるし日本にあまり伝わってないだけで向こうでも向こうなりに混乱状態なんじゃないの -- 名無しさん (2014-08-14 07 38 06) そういえば、対処療法で免疫でどうにかなるのを待つしかないっていうけど、実際、免疫で治癒できるものなのかな? -- 名無しさん (2014-08-14 11 03 00) ↑ごく少数ながら、それで治った事例があるらしい。が、大抵は体力不足で死ぬ。 -- 名無しさん (2014-08-14 11 19 29) ↑5 昔の日本で「地獄絵」が描かれた12~13世紀頃は、火災・台風・洪水・餓死・厄病に襲われていてまさに地獄だったらしい→http //www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi10.html 規模が個人でも社会でも、古来から人間は修羅や冥土の世界を現実で感じ取ってきたんだろう。別に救いにもならんけど。 -- 名無しさん (2014-08-14 12 02 20) Dr.コトーはエボラじゃなくてデングウィルスじゃなかった? -- 名無しさん (2014-08-14 12 19 25) 大便の時に臓器が溶けて出るのってエボラだっけ?うろ覚えなのだが -- 名無しさん (2014-08-14 12 32 18) ↑それが本当なら凄くこわいな。 -- 名無しさん (2014-08-14 12 38 06) .いや、今のところは60%台らしいから(これまでに比べ致死率が低い、完全に人類が死滅はしないだろうが、命が助かったとしても脳障害や失明・失聴の後遺症が残るそうだ…か個人的にはそちらの方が恐ろしい… -- 名無しさん (2014-08-14 12 59 02) 衛生面できちんとしてればほとんど発生しない。ただ途上国では特に下水処理ができないから大流行するんで、仕方ないことだとは思うけどね… -- 名無しさん (2014-08-14 13 03 57) 「国際的な公衆衛生上の緊急事態」宣言の後で、衛生がしっかりしてればほとんど発生しないというのは慰めか? -- 名無しさん (2014-08-14 15 27 03) やっぱり綺麗な水や石鹸での手洗いとうがいは人類最強の防御手段なんだな… -- 名無しさん (2014-08-14 15 34 16) 潜伏期間中も、感染してるかわかるのかな? -- 名無しさん (2014-08-14 21 35 33) ↑それが問題だよね。潜伏してるときに帰ってこられて、こちらで発症したらやばい; 正直、あの程度の水際対策で大丈夫か? と思う。 -- 名無しさん (2014-08-15 07 13 45) 絶対にキャリアは隔離して欲しい。 -- 名無しさん (2014-08-15 09 14 16) ↑そうだけど、最近の日本人は、そういう社会全体の影響より、自分の権利を主張する人たちが多いからねぇ・・・。 そうなるとわかれば隠したりうそをついたりする人も出てくるだろうし・・・ -- 名無しさん (2014-08-15 09 21 18) MWOとかの陰謀も説得力を帯びてきたなぁ -- 名無しさん (2014-08-15 09 54 05) モーニングの漫画はエマージングじゃないか? -- 名無しさん (2014-08-15 13 01 19) 悪い。途中で送っちまった。あの漫画は日本でパンデミックが起きた時の問題点を表してたよね。風邪引いたぐらいじゃ仕事休まない日本で電車何かに乗った日には感染拡大を止める術はない。 -- 名無しさん (2014-08-15 13 05 36) 豚インフルエンザをベースにしてエイズとエボラを合成した世界最強のウィルス! エイズで免疫力を0にしてエボラがトドメを刺す、豚インフルの性質で人や獣にも感染するぞ! うんこれ、生物兵器としての価値は皆無だ ってのが出てくるラノベを思い出す -- 名無しさん (2014-08-15 17 21 12) ↑強力すぎるからか? -- 名無しさん (2014-08-15 17 26 59) ↑その通り -- 名無しさん (2014-08-15 17 44 42) もし自分がエボラになったとわかったら、薬の研究に身を捧げたいな -- 名無しさん (2014-08-16 06 54 49) エボラの生息範囲が広がるだけでも脅威。人の流行を止めることが出来ても動物とか何らかの形で残ってしまう。色々な環境に居るってことは、結果として変異の助長させるだろうし、今は大丈夫でも向こう数年先に脅威になるかもしれない。 -- 名無しさん (2014-08-16 08 05 42) ↑あくまで憶測だけどね。長文スマソ -- 名無しさん (2014-08-16 08 08 05) 現地じゃ政府のBC兵器扱いされてるけどシーツは回収しマース! -- 名無しさん (2014-08-21 19 58 02) ↑4 感染したらそんな暇もなく死ぬ -- 名無しさん (2014-08-21 20 00 08) 2014-08-20現在、WHOは確認できている死者は1350人と発表。一ヶ月後どれだけ増加しているだろうか。 -- 名無しさん (2014-08-21 20 52 02) 映画のアウトブレイクが現実になりつつあるな・・・・。 -- 名無しさん (2014-08-21 20 56 23) 空気感染しない分映画のウイルスよりマシといいたいところだが… -- 名無しさん (2014-08-21 21 04 38) 半年で2万人超えの可能性か。有効策がなければ致死率50%以上、つまり・・・ -- 名無しさん (2014-08-29 03 31 05) 国境なき医師団が感染したまま帰国して世界中に撒き散らしたりしないだろうか -- 名無しさん (2014-08-29 03 54 39) ↑5 2014-09-23現在、WHOは確認できている死者は疑い含め3091人、感染者6574人と発表。一ヶ月後どれだけ増加しているだろうか。 -- 名無しさん (2014-09-28 14 10 48) ついにアメリカで発症患者が -- 名無しさん (2014-10-04 20 08 26) ↑ドンドンと新しい情報あげてってるけど、ここは速報性を伴ってないから消される対象になるよ? -- 名無しさん (2014-10-04 20 14 44) なんだっけ?これと似た病気が日本で発生して…みたいな漫画を見た覚えがあるんだが -- 名無しさん (2014-10-04 20 28 12) 上の米にもあるけどおそらくエマージングだね。他にもいくつか該当しそうなのはあるけども。 -- 名無しさん (2014-10-13 15 53 46) まじで洒落にならない事態になってきたな。年末には1週間で1万人ペースで患者が増えるとかニュースで言い始めた -- 名無しさん (2014-10-15 21 21 13) 国連発表だと11月いっぱいまでに感染者、死亡者のそれぞれ7割を隔離、埋葬しないと人類滅亡レベルの大流行を起こすらしい…。ホントにシャレにならん -- ??隊長 (2014-10-18 22 29 55) ゴルゴ13の時は7つの構成物質の内2つしか解明出来ていないとか言われてたなぁ。しかも時間が経つと変異をして血清を作り直す必要があってさ。こんなウィルスで空気感染が確認された日にゃ世界は終わりだよ -- 名無しさん (2014-10-18 23 09 14) ↑10 故に世界の学者・医者達は空気感染するエボラという最悪の変異を可能性に視野を入れて戦っているわけで -- 名無しさん (2014-10-18 23 13 26) 過去に建てられたとはいえ、この先波瀾を呼びそうな項目になるのかもなぁ・・・雑談は程ほどに。 -- 名無しさん (2014-10-18 23 14 25) もし、蚊がウィルスを媒介する危険があるなんてことになったら……いや、そんな危険性はないに越したことはないんだけど、どうなるんだろうな… -- 名無しさん (2014-10-19 08 27 59) 本当にこんな死に方だけはイヤだって思えるよな… -- 名無しさん (2014-10-19 09 39 19) エマージングだね、って教えてくれた人ありがとう。エマージングと感染列島とミックスして覚えて、挙句どっちもタイトル分からなかったから助かりました。 -- 名無しさん (2014-10-20 09 53 43) そういや -- 名無しさん (2014-10-20 10 04 42) そういや? -- 名無しさん (2014-10-20 10 05 50) ↑2誤爆すまん、中世の黒死病の正体がこれだって学説があるそうな、まぁ1説でしかないが -- 名無しさん (2014-10-20 10 07 23) これのニュース見てると、マジでバイオハザードじゃないけど滅菌作戦しか手段が残らなそうで怖い。富士フイルムマジで頑張ってくれ… -- 名無しさん (2014-11-04 17 59 31) 怖い病気ではあるがいざ感染、発症した日にゃもう気合いと運にかけるしかないと思う。富士フイルムに期待 -- 名無しさん (2014-11-05 15 13 24) 香港映画にエボラシンドローム悪魔の殺人ウイルスという映画があるが、こちらはウイルスパニックというより仮面ライダーの変身しないキノコモルグが活躍するといった感じの映画だった。 -- 名無しさん (2014-11-11 14 25 34) これ、世界の半数とかに広まったらマジで気化弾頭や核で汚物は消毒だぁってしなければいけなくなるんじゃ? -- 名無しさん (2015-04-04 19 31 12) リメイクバイオハザード1の -- 名無しさん (2018-06-13 19 42 00) 誤爆 リメイクバイオハザード1の攻略本ラストにあったウェスカーズレポートってのに、このウィルスにバーキンが関心持ってたって文章があったな -- 名無しさん (2018-06-13 19 44 18) エボラちゃんが可愛いしw -- 名無しさん (2018-06-14 00 58 33) インフルエンザと同じくすばやく変化してワクチンが効かなくなる厄介なタイプだな、だからインフルエンザ治療薬が有効の可能性もある、希望がちょっと見えてきた -- 名無しさん (2018-06-14 01 17 04) おい天然痘の擬人化足したの誰だ!w -- 名無しさん (2018-06-14 14 28 18) 殺意が高すぎて人類という種にとってはかえって脅威にはならないという皮肉。人類種を駆逐したいなら潜伏期間は長く、症状は気づかれにくく、そして気づいたら全て手遅れになるタイプが望ましい。そう、HIVのように… -- 名無しさん (2018-07-10 14 43 29) ↑ アルジャーノン「ガタッ」 -- 名無しさん (2018-07-10 15 43 01) ↑×2 おまえPlague Inc社員だな? -- 名無しさん (2018-07-10 16 14 24) 突然現れ、人間を炸裂させてその場に居る人間を感染させて無限増殖、空気にとても弱い……本当にこのウィルスは『自然』から生まれたのか?もしや…… -- 名無しさん (2018-11-15 16 58 38) 輸入してワクチン作って販売するという狂気のプランが日本で始まったが… -- 名無しさん (2018-11-16 00 03 57) 販売はともかく輸入して研究するのは狂気でも何でもない普通のことだろ。過去にエボラと同じくBSL-4であるラッサ熱の感染者が日本に入ってきたこともあるんだし -- 名無しさん (2018-11-16 11 49 13) BSL-4の研究って日本でできたっけ?と思って調べたら2015年に国立感染症研究所が対応できるようになってたのね。近隣住民からしてみたらバイオハザード(本物)が怖いかもしれないけど、結局どこかで研究しないといけないことだし… -- 名無しさん (2018-11-16 13 15 15) もう終わったけど、山Pのドラマでゲノム編集して感染力と致死率を高めた新型ウィルスが出てきたけどあれが現実にならない事を祈りたい -- 名無しさん (2019-09-10 20 25 02) 皮肉にも、これに罹患経験のある韓国と台湾が、いち早く国と民主が手を取り合って対応に動けた -- 名無しさん (2020-05-03 17 18 13) COVID-19「潜伏期間は長く、症状は気づかれにくく、そして気づいたら全て手遅れになる、ように頑張ってたがもうちょい火力が必要だったか…?」 -- 名無しさん (2020-05-15 14 04 29) 昔ドカポンにエボラって状態異常があったな。森のサル型の敵から感染してサルを倒せればアマゴワクチンとかいう治療薬が手に入った気が -- 名無しさん (2020-10-27 01 13 13) 最近知ったけど、出血熱という名称じゃなくなってるんだね エボラウイルス病って名前らしい 感染者全員に出血症状が出るとは限らないかららしい -- 名無しさん (2023-02-14 03 26 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cookrobidence/pages/25.html
効果 防御力が半減する。 持続 戦闘終了時まで 備考 伊鳥義阿の通常攻撃に付与される状態異常 状態異常一覧へ
https://w.atwiki.jp/cwskill/pages/147.html
this_page プラグインエラー エラー Access-time 2021-12-08 05 35 26 (Wed) 解説 関連ページ 解説 痺れたり硬化している対象を治療するカードに設定されるキーコード。 麻痺解除の効果を持つカードに付いている。 石化をも解除できるカードには明示的に石化を解除が付いていることがある。 関連ページ Category/KeyCode/デフォルト Skill/Lv.1/応急手当 Skill/Lv.10/メシアの陽光 Skill/Lv.3/封傷の法 Skill/Lv.3/血清の法 Skill/Lv.5/石化解除 Skill/Lv.7/水精召喚 Skill/Lv.7/蘇生の法 Skill/Lv.8/「知」の具現 Skill/Lv.9/救世の光 タグ キーコード デフォルトキーコード 〔このページを編集〕
https://w.atwiki.jp/2ch_infection/pages/35.html
必ずしも出血症状を伴わない為、近年国際的には「エボラウイルス感染症」「Ebola virus disease(EVD)」と呼称される。日本国内では利便上(?)「エボラ出血熱」のままのようである。 (CDCも「Ebola Hemorrhagic Fever」として扱っていたものを最近「Ebola (Ebola Virus Disease) 」にしだしたようだ。) ※Hemorrhagic:「出血性の」 日本の対策強化(10/21) 厚生労働省「ギニア・リベリア・シエラレオネ滞在者に入国から21日間1日2回検疫所に電話報告義務づけ」 感染者と接触歴がない場合でも、帰国後21日間体調・体温などを検疫所に報告。 報告を怠ったり、虚偽報告した人は検疫法に基づき罰せられ、6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金。 出典:エボラ出血熱 厚労省、水際阻止へ対策強化| 日テレNEWS24 ※編集中です。 エボラ出血熱とは エボラ出血熱とは|国立感染症研究所 エボラ出血熱-Wikipedia 2014年の西アフリカエボラ大流行-Wikipedia 情報を得られる主な場所 最新ニュース WHO Regional Office for Africa Ebola virus disease エボラ出血熱 検疫所による情報|国立感染症研究所 TOPIC:エボラウイルス感染症 | 国際感染症対策室 ホームページ TOPIC 一類感染症に備える | 国際感染症対策室 ホームページ エボラ - Googleニュース 【エボラ】海外のニュース・論文等を和訳するスレ|新型感染症板(2ch) エボラのニュースを淡々と貼るスレ|新型感染症板(2ch) 基本情報 エボラ出血熱について (ファクトシート)|厚生労働省検疫所 エボラウイルス疾患:背景とサマリー|厚生労働省検疫所 エボラ出血熱|国立感染症研究所 IDWR 2014年第30号<注目すべき感染症>西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱の流行 2014年|国立感染症研究所 エボラ出血熱について|厚生労働省 Ebola (Ebola Virus Disease)|CDC その他 「エボラ」のTwitter(ツイッター )、Facebookの検索結果です。| Yahoo!検索(リアルタイム) 以下は@Wikiによる強制表示広告です。
https://w.atwiki.jp/mhfweapon/pages/68.html
麻痺の利く相手であれば誰に持って行っても良い。スタンとの相性も○。 残念ながら赤旋律アリのSP麻痺専狩猟笛は無い。 もしSP武器を追加するならこのあたりが狙い目である。 緋猛笛【捧舞】 攻撃力:1196 防御力:0 属性:麻痺410 スロット:1 会心率:0% 紫緑赤 ゴゴさんの武器はほんまに優秀やでぇ。麻痺値が最高で白ゲージが長い。音色がひどく、子猿が泣いているようにしか聞こえない。 げねぽおるデラックス 攻撃力:1092 防御力:46 属性:麻痺220 スロット:2 会心率:0% 紫空赤 麻痺属性値が高いハイゲネポスバルーンは赤旋律が無いので論外。とはいえこっちは麻痺値が低い。
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/108.html
L 画像検査 小項目 エックス線画像(単純,造影,CT),超音波画像,内視鏡画像,磁気共鳴画像(MRI),核医学画像 102H13 頭部単純CTを別に示す。 病変は何か。 a 炎症 b 外傷 c 虚血 d 出血 e 石灰化 × a × b × c × d ○ e 正解 e 101D45,101D46 次の文を読み,45,46の問いに答えよ。 5歳の男児。頭痛と嘔吐とを主訴に来院した。 現病歴: 1か月前から頭痛が出現し,次第に増強してきた。10日前から毎朝嘔吐している。 既往歴・家族歴: 特記すべきことはない。 現症: 意識は清明。精神発達は正常。身長 120cm,体重 28kg。体温 36.8℃。呼吸数 18/分。脈拍 72/分,整。血圧 96/58mmHg。口唇と舌とはやや乾燥している。 検査所見: 尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液所見:赤血球 490万,Hb 14.6g/dl,Ht 45%,白血球 7200,血小板 37万。血清生化学所見:総蛋白 7.2g/dl,アルブミン 3.6g/dl,クレアチニン 0.9mg/dl,Na 149mEq/l,K 4.8mEq/l,Cl 102mEq/l。頭部造影MRIのT1強調矢状断像を別に示す。 45 病変はどこか。 a 大脳 b 小脳 c 脳幹 d 下垂体 e 松果体 × a ○ b × c × d × e 正解 b 46 最も考えられるのはどれか。 a 脳炎 b 脳腫瘍 c 脳梗塞 d 脳出血 e 硬膜下血腫 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 小脳髄芽腫